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Author: のりたか
Summary: 一月下旬、小学三年の滝沢裕樹は、帰宅途中の公園で、一匹の子犬が捨てられているのを発見する。犬好きな裕樹は子犬を自宅で飼いたい。でも借家であることと、犬嫌いの母に了承は得られなかった。公園に隣接する家に住む、六〇代のおじさんも気づき、生後二カ月であるシベリアンハスキー犬の世話をし始めた。裕樹もそれには喜び、名前も『パーク』と名づけ、おじさんに飼ってもらうことを祈る。しかし奥さんの動物嫌いで飼うことはできない。おじさんと相談の結果、公園で飼うことになり、犬小屋も作れば近隣に理解もされた。
 ある日、突如と姿を消すパーク。裕樹の心配をよそに翌日には戻るという冒険心さえ持っていた。三カ月は日々の散歩を欠かさず遊んだ。幸い保健所にも見つからず、生後五カ月のパークはおじさんのおかげですくすくと育つ。四年になるとソフトボール部に入り、忙しくなりパークの世話も減った。
またパークがいなくなる。今度はいたずらなのか、だれかにリードを切られた。翌日にも戻らないため、おじさんと捜索する。三日後、保健所から保護の知らせ。それは人を襲った知らせで、おじさんと耳を疑う。引きとりに出向くがむりだった。
数日後、パークが逃げたことを聞き、裕樹は喜ぶ。翌日にはおじさんの家までたどり着いた。見つかることを恐れ、パークを山間へと連れて行き放したのだが…。パークの運命は…



著者 のりたか。
1965年12月生まれ
静岡県静岡市出身
転機は小三時代、水泳が厳しく脱走し登校拒否となる。担任が変わった小四から復帰。中学は楽譜が読めずにブラスバンドへ入部。譜面を一年で解読する。高校中退後、芸人に憧れて上京するものの、弟子になれず田舎に帰途する。その後、通信高校を七年で卒業。建設現場、トラック運転、郵便配達、演芸場、タクシードライバーなどを経験。同級生の漫画家に便乗しエッセイを出版。書く楽しみを知り近年は物語を書いている。


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