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Author: 伊月
Summary:  戦が続く世界。
 捨て子となり盗賊団に拾われ育てられた綾だったが、盗賊としての腕は育たず、唯一自慢できるのは逃げ足だけだった。
 何の目標も無い綾は「生きる」ただそれだけが目的。
 盗賊団ではいつまでたっても下っ端で、食事もろくに与えられず、これでは生きることすら出来ないと抜け出し一人盗人として過ごす。
 しかし、元から盗人としての腕の無い綾は、こそ泥に成り果て、仕舞いにはその日暮らしも出来なくなる。寒さと空腹に耐えかね無人の寺にて休んだその時、本尊の中から漆黒のカタナを手に入れた。それは伝説の鬼童の一刀、カタナを憑代にしている夜叉という鬼と出会うことになってしまう。
 有無を言わさず夜叉の主となるはめになった綾。生きるためにはこいつを利用してやろうと考える綾と、敵対する剣鬼という鬼を追う夜叉。
 ひたすらちぐはぐな二人だったが……。

多少長いお話です。
阿呆と言われ続ける綾の人間としての成長を感じていただければ幸いです。
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