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Author: のりたか
Summary:  静岡でひき逃げを起こした山川浩志は、友人を頼り、江戸川区の葛西に逃げて来たが警察に見つかり追われていた。山川は、清水に住む三十一歳の独身。同級生の矢田、蟹江、元同僚の直紀とともに、先月の年明けにロックバンドを組んだ。結成一カ月とあって、まだまとまりはない。山川自身ドラムを毎日練習するがリズムがずれる始末であり、ベースである年下の直紀には毎度注意を受けた。三回目のスタジオ練習日、直紀にまたリズムのことを言われ頭を抱える。ベースが上手い直紀の言うことは正しいが、声の小さい矢田には何ひとつ言えない。バンドメンバーであるが、山川が共通するメンバーなので直紀と矢田はそれほど親しくはなかった。
練習を終え山川は自宅で録音テープを聞くと、自身のリズムのふらつきに落胆。直紀の自宅に行き、現在のバンドの様子を聞きに行く。酒も入り、直紀の言い分も聞けた。トラックドライバーの彼は朝が早く夕方には寝てしまう。飲み足りない山川は近所の居酒屋へ。車で来た山川は飲酒運転で帰れば裏道で人を跳ねてしまい、怖くなり逃げ出した。これが運命を変えた……。



著者 のりたか。
1965年12月生まれ
静岡県静岡市出身
転機は小学三年生。水泳が厳しく脱走し登校拒否となる。担任が変わる小四から復帰。中学は楽譜が読めずにブラスバンドへ入部。譜面を一年で解読する。高校中退後、芸人に憧れて上京するものの、弟子になれず田舎に帰途する。その後、通信高校を七年で卒業。建設現場、トラック運転、郵便配達、演芸場、タクシードライバーなどを経験。同級生の漫画家に便乗しエッセイを出版。書く楽しみを知り近年は物語を書いている。

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表紙提供 メディバン


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