Table of Contents
Creator: 川﨑 キヨ
Summary:  
『ボクにはなんにもない』
 ボクにはなんにもない。
 おカネもないし、クルマもない。
 人にジマンできるものは、何一つない。
 明るいミライだって、ない。かもしれない。
 それでも、キミは「ボクがいい」という。
 「ずっといっしょにいたい」という。
 そんなボクとキミと赤ちゃんの「にこ」とのお話。

『結婚式』
「席、空いてるか」
 結婚式の当日、私が控え室でドレスに着替えていると、突然タキシード姿の父が現れた。
 でも、父は2年前にすでに亡くなっていた……。

『チュー教授のフィロソフィー はじめに』
 ネズミ大学のチュー教授は哲学のみならず、経済学や純文学にも精通して、多くの書物を著す天才だった。
 そんな尊敬してやまない稀有な教授だったが、別れは誰もが予期せぬ形で訪れた。
 教授、あなたはどうして私達との別れを選択したのですか?

『ランドセル』
 苦労に苦労を重ねて、私を大学までいかせてくれた母。
 ある日、認知症で介護施設にいる母から新品のランドセルが送られてきた。
 今度小学校に入学する子供は大喜び。
 しかし、そのランドセルに込められた本当の意味は、私と母との遠い過去の苦い記憶にあった。 
Price: ¥300

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