古事記新解釈より スサノオとアマテラス
3 years ago
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新解釈神話より(IF…スサノオ編) ここから二人会話
スサノオ『今日は邪魔な月読がいないんだな。神力
が今半減してるようだが俺にとっては都合がいい』
アマテラス『スサノオ⁈ 貴方どうしてここに?
確かわたくしの侍女が見張っていた筈よ』
スサノオ『嗚呼、女達なら俺の神気(覇気)にあてられてそこで気絶してるぞ。だから天照と俺の邪魔をする者はいないって訳だ』 不敵な笑みを浮かべる
スサノオ。
アマテラス『なっ!? スサノオ、貴方何を…⁈ わたくしは貴方に用は無いわ。は、離して!』
スサノオ『無駄だな。今日は月読の助けも入らない
。初めて逢った時と少しも変わらないな、天照。いつまでも乙女の姿のままだ』悪戯な瞳でアマテラスの顔を覗き込むスサノオ。
アマテラス『ふざけるのはやめて! わたくしは貴方の姉なのよ。またお酒を呑んでいるの? ッ‼︎
太陽神のわたくしに馴れ馴れしく触れ過ぎよ』
スサノオ『フフ。怒っても可愛らしいだけだ。そんなに怯えるな。手荒な事はしない。もっとよく顔を見せろ。天照』 スサノオが距離を詰めてくるので
天照は更に警戒感を強める。
アマテラス(心の中で)[月読!…怖いわ。スサノオが何だかいつもと違う気がして。お願い、月読!
わたくしの心の声に気づいて‼︎ 月読に神力を返すから、早くわたくしを助けに来て!]
天照は心の中で必死に月読に助けを求めるのだった
続…次回はIF続編シリーズの㉕とのコラボでこのイラストの続きが読めま〜す。