フリーマン
2 years ago
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私は今まで精神病院の入退院を繰り返していたこともあって、かれこれ15年間ほど恋人に恵まれることがありませんでした。ですが、最近ネットを通じて、趣味の合う男性と知り合う機会が、幸運にも巡って来ました。
相手の男性のかたは、突然横断歩道で半裸になって「写真とってくれ」と言ってきたり、橋の欄干にとび乗って踊ったりするなどの変わった行動をとることがあり、私はそんな彼の行動を不審に思うこともありました。
それでも、お付き合いを続けていくうちに、今まで社会の中で彼なりに悩んできたことがあるということを知って、わたし自身も感化されることがありました。
私も元々ダンスをしたり人を笑わせたいという側面があったことを思い出して、それが、「うまく生きられないこと」をどうにかしようとする「足掻き」であったことも思い出して、「もっと彼と仲良くなりたい」とガゼン親近感を抱くようになりました。
そうやって、困難や不和に悩んで、職場や友人関係などの不如意だとか、生活上の難儀につまづいていながらも、「自由な感性」を持った彼に向けて、エールと愛情を込めて描きました。
因みに、彼は私といるときは活発でオープンで、私に対してもとても気を使ってくれます。これからも、彼と、絵を描いたり本を読んだり、このようなご時世にあっても「自分らしさ」を見失うことなく、好きなことをやり続けていきたいです。よろしくおねがいします。