魔法少女025番只今消失致しました_ LEVEL 3
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1年前
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小説↓
自分の身を削って、心を削って、家族を削って、幸せを削って。。。の人生だった。
私達魔法少女は、役目を果たすと霧になって消えるのだ。そして無かった事となる。存在してないと。
通信司令室では今日も勤しむ。彼女の存在データを消すために。
『魔法少女025番。只今消失致しました。_』
メッセージを送る。彼女は存在しなかったことになる。
消したつもりだった。データプログラムをログアウトし、彼女の本体となるPCを海に投げつけた。電流が走り、ショートしたPCを見届け、本部へ戻る。
上の文からあるように、察する人は察しただろう。彼女達魔法少女はプログラム出てきたAIだった。
だが、彼女だけは。プログラムを消しても消えることがなかった。。