桜風浪漫 LEVEL 3
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8个月前
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ひさかたの 光のどけき 春の日に
しづ心なく 花の散るらむ (紀友則)
百人一首の有名な歌を、ふと思い出した。桜に包まれた君と目が合って。
そんな風に見つめられると、僕の心も落ち着かない。夢?憧れ?それとも…
今回は「大正浪漫」をテーマに、二本立てでお送りします。一枚目は約百年前の女学生をモチーフにした、袴姿の女の子です。
女の子は特に、風になびく髪・恥じらう表情や仕草(特に手の表現)・着物の質感を意識しました。
特に力を入れたのは桜(ソメイヨシノ)です。光と影が作り出す美しい色彩を表現したくて、コピックの使用色を試行錯誤しました。本格的に桜を描いて今年で三年目になりますが、ようやくイメージに近い色が作り出せるようになりました✨
風呂敷包みは桜と流水紋の柄にし、作風に合うよう色味を工夫しました。
構図も意識しました。舞う花びら・桜の枝・女の子の手…と来て、最終的には顔へと視線誘導できるようにしました。
全体的に明度・彩度を少し低めにして優しい光を当てる事で、レトロな雰囲気を演出しました。
桜の舞う中、恥じらう「彼女」の目の前にいるのは果たして…
次回もどうぞ、お楽しみに🤗
見ていただき、大変ありがとうございました🙇♀️