自走汎用作業プラットフォーム LEVEL 4
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4年前
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「DER-50」
当時の二足歩行ロボットとしては廉価な部類に入る自律汎用作業ロボット。
その安さから当時の中小企業が数を揃えるのに適していた。
ディーゼルエンジンで発電し電動モーターと電動油圧シリンダによって駆動する。
「鼻」の部分に収められたレーダーと筒状の可視光線カメラユニットによって周囲の状況を把握し臨機応変に動く。
実行可能な作業内容としては土木工事から林業、酪農業や農作業まで幅広く対応しているが、その機体サイズと人工知能の等級から現実的に作業を任せられるものは限られていた。
ロボットと共に家庭用パソコン向けの司令用プログラムがセットで付属し、入力された司令に基づいて(モードによるが)安全を最優先にした作業を実行する。
BASICの知識が少しあれば簡単に司令を作成することが可能だった。