the setting sun
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5年前
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「空に舞う大鳥達よ、私の愚問を聴こうか。何百回を瞳に映った空は、なんぜ変りもなく、風と恋いに落ち、愛しずつでしょう。
なぜ私はそなたのようにできぬ。なぜ涙すら零れず、憎しみが溢れてくる。
目が覚めたら、憎々しい空だと思いたくなかった。それが私の空はもう青くなかったのせいか…」
しかし、風が雲と共に、静かに去っていく。
「あー、空に飛ぶ君たちと離れる前に、答を聴かせることも許されていないか」
やはり愚問だろう。だが何回でも聞かせてくれ。納得なるまで、何回でも…
私の時間は既にこの刻に縛らた。
では、さらばだ」
あの日、二つの赤星が再び現れ、地平線に沈んでいた。その赤と共に舞い降りてきたのは、誰かの救いだろうか。
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新品品物はないんですが、COMITIA128を申込みました。久しぶりに遊びに行きたいと思います。
また夏コミに向けて、グッズと同人誌を作っています。夏が無事に参加できたら、A4横ペーパーバッグを作ります。
Pixiv:https://www.pixiv.net/member.php?id=6794208