続・初・初音ミク LEVEL 3
2 months ago
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ファーストテイク
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誕生祭に間に合わすために、慌てて投稿した(2枚目)けど、作業はまだ続いていたので、連投ながら完成版を投稿。!!あくまでファーストテイクと言い張る。
あおり、かつ大口を開けて、かつ可愛く描く。というチャレンジ。で、テーマは「口」。
口は詳細に描くと気持ち悪くなる。さいとうなおき先生の動画でも、「口は内臓だから」という解説があった。なるほど、歯は骨だし、内部は粘膜で覆われていて味蕾の密集した舌がぬらぬらしてる。内臓だ。ついでにいうと唇もその延長だと思う。
内臓をどこまで描いて、どこまで記号化するか。「リアルかつ可愛い」路線を狙ってギリギリを責めるも、だいたいいつも踏み込みすぎる。前の投稿みたいに。それを踏まえて…。
まず口を消去して新しい口を描く。
リアルの追求はあきらめない。というか、記号化はその先にあると思うんだよね。そこで、「上あごと下あごがかぱっと開くわけだから…口の周りの皮膚が伸びて…」等々と考えながら口の形を試行錯誤し、上下の歯を描き、口の中に影も落とす。唇も描く。
その代わり、前回と同じ轍を踏まないように、口を「存在はするけど、注意を向けられない」ように、視線誘導の逆をやる。明暗や色相や彩度を、できるかぎりあっさり淡泊にコントラストが最小になるようにコントロール。
全体のバランスも修正。まず、頬の形を整え、口の位置を動かす。位置を試行錯誤している段階で、鼻の位置も変だと気づく。むしろ鼻に引っ張られて口が前に出すぎたのかも。あたりまえだけど全部つながっている。顔の下半分を全部修正。あごも修正。
位置や形の試行錯誤を妨げるのが、レイヤーが分割されていること。面倒なのでなんども位置を調整できるように「口」単位でレイヤー一枚として描いて、ワープや色調補正などなど機能を使い倒して修正を重ねる。手順もあるな。位置調整は影を入れる前にやらないと影レイヤーも直すことになってしまう。
いろいろ修正されたけど勢いを失った感もある。三歩進んで二歩下がる感じで、差し引き一歩前進でしょうか。