バイオリン女子23 LEVEL 3
1年前
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【控室にて】
ドア向こうの廊下から、イベントを見た新入生の話し声。
「バイオリン部…じゃなくて、バイオリン剣術部ってなんだった?」
「見てないの? よくわからないけど一番凄かったぞ! アバンギャルドっていうのかな…」
・・・
…話題沸騰中って感じね。今日からこの学校で、バイオリンといえばあなたの名前が挙がるわ。
よしゃ★
よしゃ★じゃないわよ! あなた、バイオリン振り回してるだけで全然弾いてないじゃない。あまつさえ楽器を破壊するなんて! バイオリニストとして許せないわ!
あれ? イインチョ、それ、バイオリン?
今さら!? そうよ!
… どこの流派だ?
うるさい! あなたと一緒にしないで。バイオリンはこういう風に弾くものなのよ。あっちに座って聴きなさい。
・・・
…あなたに合わせてあげる。ハチャトリアンの剣の舞って曲よ。
はちゃ…?
いいから聴きなさい!
〜幽玄にして鬼気迫る暗殺剣のような演奏〜
ーどう?
フツーだ。
フツーでいいのよ!
フツーじゃないよっ(チャオ入室)
***
できる限り雑なカラーラフから仕上げにかかる実験。透過フォルダのエフェクトのターゲットがどれなのか等々、調整レイヤーの仕組みをちゃんと理解しないとコントロールできない。関連して、途中で背景を足すとエフェクト類の統合管理からはみ出すので、増えた要素へのエフェクトをどうすればいいかわからなくなる。やっぱり横着せずに最初から背景とキャラ込みで構想して全体的に描き進めるべきだと学ぶ。今回はどうせぼかすからと背景のキャラ2人はすごく適当~。
影を省略して光だけで描いてみた。仕上げに埃のチンダル現象と、全体にノイズを見よう見まねで加えてみた。