Social Networking Site for Posting Illustrations and Manga - ART street by MediBang

Latest MASAHOM’s art
Comments

pixivにSF小説を投稿しました(アナログハック・コン)

Favorites 0
Views 60
Comments

3 years ago

  • 小説

  • アンドロイド

  • メカバレ

  • 小説表紙

  • アナログハック・オープンリソース

  • hIE

アナログハック・オープンリソース小説コンテスト応募作品です。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13818448

超高度AIが40基も稼働する22世紀になってもハゲは無くならなかった。巨大な頭髪治療コングロマリットがハゲを治療する一方でハゲの患者を意図的に増やしているという。明らかにリピーター狙いの利権構造が頭髪治療界隈を支配していた。それに対抗する企業シリコンメディカルテクノロジーの特殊部隊「ヘイジ」に所属する雲切セイタは自身が学生時代、日本軍の戦意喪失戦略兵器・特殊失毛放射線射出装置の研究に参加していたことを悔やんでいた。黒色の過去は変えられない。黒に白を足しても灰色になるだけだ。だからセイタの人生は今後純白には決してならない。それでも罪滅ぼしの為ヘイジに加わり、巨大な利権に歯止めを打つべく戦う日々だった。
失毛装置はとある事故によって頭髪利権の最大手である大企業FUSAFUSAに渡っており、極秘の超高度AIも保有しているという。世界の頭髪安保環境を左右する装置をこのまま放っておくわけにはいかない。ヘイジは情報部の助けでFUSAFUSAの心臓部である秘密実験棟に急襲をかける。そこでセイタが見たものは手をかざすだけで頭髪を瞬間再生する特殊能力を持つレッドボックス(人類未到産物)のhIE(アンドロイド)ミカミホワイトであった。白髪の美しい少女、ミカミホワイトはセイタに言う「お願い、私をここから出して……。」
セイタはホワイトと共に行方不明の失毛装置を探索・破壊する任務を遂行するが、待ち受けるのは過酷で悲しき運命であった。

※この作品はアナログハック・オープンリソースを使用しています

    Next artwork

    Latest MASAHOM’s art

    CREATOR RANK CREATOR

    MASAHOM

    Related

    Popular artworks

    Level up today