家族障害 #2・前編
5个月前
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7年後
「おっはよー」
「こっちゃんおはよー」
「こっちゃんおっはー」
「琴苺おはよーうちもう行くねー」
「「行ってらっしゃーい」」
琴苺は「はる」を口に出して言う事は無くなったが。が、心の中で1分1秒考えている。
「苺菜ー体操服は?舞苺は遠足だね」
「こっちゃんサンキュー体操服忘れてたー」
「こっちゃーん!遠足楽しみだから先に行くね!」
そしてギリギリまで琴苺は両親と話す。
「琴苺、あんたいい加減に、、」
「何?」
「琴。お前まだ引きずってるだろ。陽斗の事。もう忘れろ。」
「分かりました」
心の中で(ママ達に何がわかるって言うの?)と思いながら家を出る。
「「はあー」」
「え?」
「琴苺ちゃんじゃん!おひさー」
「美波さん!お久しぶりです!」
「今日寝坊したんだけどさーまだ桃家にいたりしないよね?」
「はい、、30分程前に出て行きました、、」
「サンキュ!じゃあね!」
ー
「私も急がなきゃ」
(信号が赤になる。急ご)
「渡るのはやめたんじゃないですか?」
(え?誰?)
後ろを振り向くとそこにはあの事故の時の人がいた。
「あんた、、あの時の、、」
「 覚えててくれたんですか。ありがたいですね。」
その男は琴苺や桃苺の通っている桜中高一貫校の制服を着ていた。しかしそこだけでなく、容姿が陽斗そっくりで、声も陽斗の大人になった感じであった。
「はる、?」
「あの事故でその「はる」というお方は亡くなられました。」
「じゃああんた一体何者?」
「そんなに怪しまないでいただきたい、、僕の名前は辻東樹斗(つじひがしたつと)です。」
(たつと、、「と」って「斗」じゃないでしょうね、、)
「たつとってどう書くの?」
「広葉樹林の樹に北斗七星の斗です」
「そう、、」
(絶対はると何か関係してる、、絶対に暴いてやる!)
「琴苺ーおっはー」
「おはようーって、あれ?あれ??」
琴苺が周りを見渡すと、その男「辻東樹斗」はいなかった。学年も知らないが、いつか会うだろうと思った。この時のこの出会いが琴苺の命、いや花園家の命を危険にするなど誰も知らなかった。あの辻東以外は、、。
「どうかしたの?」
「ううん。海九には関係ないよ。」
「はいはい。もう慣れたわ。」
(表紙のハローキティーはアナログです。いつかデジタルで投稿します)