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暇だから
谷の小説でも書くわ
下に続く

























※梵天軸 表現がグロいとこあるので注意

若干蘭竜


蘭目線




───あれは、オレがユダを殺してきて、戻ってきたときだった
「あ~…疲れた」
自然と口から出た言葉をだった
慌てた様子の九井がオレのとこに走ってきた
あーもしかしてオレが出してない報告書のことかなー、とか呑気に考えていた
でも九井がオレに伝えてきた言葉は、全然そんなもんじゃなかった

「竜胆が敵組織に捕まった」

言葉を失った
竜胆に限って…信じたくなかった
その言葉を聞いたとき、居てもたってもいられなかった
拳銃を持って、そのまま竜胆が担当していた場所へ向かった
九井の静止の声を聞かずに…



車を出し、急いで向かうとあっという間に着いた
急いで車から降り、中へ入っていった
薄気味悪い廊下を進む
少し奥まで行くと、明かりが見えてきた
慎重に隙間から様子を伺う
──そこには頭から血を流している弟の姿があった
嘘だろ…?
オレは敵のことなんて考えず、竜胆の元へ走った
「竜胆っ!!」
近くで見ると、太ももにも撃たれたあとがある
竜胆を抱きしめて、脈を確認する
もしかしたら気絶しているだけかもしれない
…!!まだ脈はある…!!
竜胆を優しく寝かせ、自分の上着を布団替わりにした
そしてヤク中に電話をかけた
ワンコールで電話に出たアイツの最初の一言
三途「おい!!なんでひとりで先に行った?!」
珍しく正論を言ってきた
でもな…
蘭「弟がピンチなのにすぐ駆けつけない兄貴がいるかぁ?」
三途「……」
蘭「…そんなことより竜胆はまだ息がある」
蘭「場所は────だ。」
蘭「すぐそこに来てくれ」
蘭「オレは竜胆をこんな目に合わせたヤツらを殺しに行く」
三途「おい!!ちょっ、待て!!」
蘭「じゃあよろしくな~」
応援を頼み、すぐ電話を切った

「ゴメンな…竜胆…ちょっとだけ待っててな…」
「兄ちゃんが…アイツらのこと」

「殺してくるから」

敵が待っているであろう部屋に向かい
静かにドアを少し開いて
話し合っている奴の1人の頭標準を合わせ
─撃ち抜いた
ベチャッと嫌な音を立てて倒れ、他の幹部らしきヤツらは周囲を見渡している
一人一人頭を撃ち抜いた
呆気ない
竜胆にあんなことをしたのに…??
あっけなく死ぬなんて許さない
最後に残ったヤツの元へ、わざと足音を立てて近づく
恐らく首領かなんかだろう
「わ、悪かった…!!金ならいくらでも払う!!だから見逃してくれ…!!」
雑魚が言うようなセリフを吐くそいつには反吐が出る
蘭「今は殺しやしねぇよ…」
「本当か?!あ、ありが──」
蘭「連れ帰って生き地獄を味合わせるだけだからな♡」
笑ったつもりだけど、きっと恐ろしい顔になってそうだな
アイツの顔面蒼白の顔は今でも忘れられない
丁度ヤク中達が来て、こいつを縛ってもらって連れ帰った








その日から拷問が続く日々が始まった
最初は爪を剥ぐからはじまり
次の日は指の骨を折った
次に四肢の骨を折り
今度は歯を折った
竜胆は太ももを撃たれていたから、太ももを何回も撃ち抜いた
その後止血して、死なないようにした
頭も殴られてたから鉄パイプて何回も殴り付けた
死なない程度の拷問を続けると、反応が無くなってきた
きっと心が死んできたんだろう
つまらなくなってきたから口を縫いつけた
こいつを殺す体力が勿体ないよな~
拷問はあくまで制裁を与えるため
殺すのは楽にしちまうだろ?
だからオレが直接殺すことはしない
拷問をする日々の途中で、竜胆は目を覚まし、回復していった
毎日拷問するオレに竜胆は
「兄ちゃん、別に俺もう目覚ましたんだから殺して良くね?」
とか言ってきた
だからオレはこう返した
「オレのかわい~かわい~弟を殺そうとしたんだぞ~?簡単に殺すだけじゃ足りねぇよ♡」
竜胆の顔は引き攣ってた
でもその後少し考えるような仕草をしてから
「たしかにオレも兄ちゃんが同じ目にあったらそうするわ」
って返してきた
さすがオレの弟♡

オレらは二人で一つ
どっちかがピンチなら死ぬ気で助ける
死ぬ時はいつでも一緒だよな♡

終わり

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