皆さんもご存知と思われます。
　鳥山明先生が急逝され。多くの人がショックを受けいるのではないかと思います。
小学校の頃Dr.スランプが始まり玩具に手足が生えたようなキャラクター、キュートでセクシーなキャラクター、動物キャラが人と同じように会話するのに違和感を感じさせない、いろんなものが凝縮された世界観を、クッキリとしたセンスある絵でまとめる、当時シティーポップアートと漫画の架け橋でもありました。子供の頃の私たちは、みんな鳥山先生の絵柄の真似をしようとしていました。
　それからドラゴンボール、ドラゴンクエスト、時代のヒットの中枢にある鳥山先生の作品は学生時代、私たちの生活の一部でした。
　広告デザインの仕事につき駆け出しだった頃、仕事を教えてくれた師匠も鳥山先生の大ファンで先生の影響を受けたイラストをパチンコ店の広告に展開させていました。
　大人になっても漫画やアニメを見ることを恥ずかしくない時代に変えてくれたと言っても良いのかもしれませんね。
　手塚先生や松本先生が亡くなった時のような虚無感が漂います。
生活の一部が無くなった心境ですね。

写真は若い頃に買った、1990年発行の画集です。
当時の印刷業会はアナログフィルム製版とデジタルの過渡期でした。