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代理学園 番外編
もともと物書きではないので下手ですが是非みてくだせいー!
※主が勝手に描いているものなので本編とは設定が異なります。
ご了承ください



青い花が咲き誇る
君にしか見えない花がひらひらと
さわりたいけど触れない
美しさに隠された一本の物語




幸せな家族があった
幸せな家庭があった
それももう終わり、たった一人残された一人の子供がいた


自分の名前をかくしてにげ、
孤児として新しい生活がはじまった



しかし、その子はいつも一人だった
誰もよってこないただ一人で隅っこに
泣き虫で弱虫で、

その子は人ではなかった
回りはみんな人の子、
自分だけ、自分だけ違う
仲間外れ


どうしたらみんなと話せるのかな、


横目で見るのは楽しそうな笑顔
みんなと違う大きな耳をピクリと動かし聞くのは楽しそうな会話

みんなはこの子の回りに集まって、


あぁ、真似をすればいいんだ、


その子は変わった、
ひとりぼっちじゃなくなった
明るい笑顔を振り撒いて、
少しふざけてつっこんで、誰もその子を怖がらなくなった




学校にかよう、、
いつも道理に笑顔を作る
だけれども弱い心はそのままだった

忘れ物をした、
これではみんなに失望されてしまう
不安で、もう、一人にはなりたくないのに

少し怒られただけでも涙か溢れて
自分が悪いのに泣いてしまう
どうしたらなかないかな


泣くのは自分がかわいそうだって思ってるからでしょ?
泣きたいのは先生だよ



その子は変わった
その子はもうなかなくなった
その代わり笑った
涙を流す代わりに





その子は正義感があった
悪いことをしている人を放れなかった
注意もしたし、ルールも守った
すべては一人ならないように
その大きな耳を使って、困っている人を助けた
悲しい声は聞きたくなかったから

だが、


ねぇ、××ってなんか、めんどくさいよねw
わかる!すぐ首つっこんでくるし、なんかねぇw
人助けして自分のことかっこいいとか思ってそうw



その子は変わった
正義を捨てた
その代わりその大きな耳はよくは聞こえなくなった








暗い部屋の真ん中で、
一人の子供が座ってる

自分の望んだものはこんなものだっだたのか

それがわからず
昔だったら泣いていただろうオッドアイの瞳はカラッと乾いて涙なんてでないだろう






 



本当にこれでいいのだろうか、、
我ながら久々にネガティブになっていると思う
それはきっと受験で墜ちたからだと言い訳をする

自分のなりたいもの
そんなものなんてもない

一人にならなければ何でもやってやる

鏡の前でいつものように笑顔を作る

が、上手くはいかない
白く長く伸ばした髪を揺らしベッドへ向かう

あぁ、疲れた
こんなにも疲れるのだろうか

あんな自分になれたなら、
こんな自分になれたなら、




【理想の自分になりたい】




暗い部屋の一画に、青く輝く光が一筋
それをそっとてを伸ばす







青い花々が咲き誇る
みんなに向けられる花びらがひらり
白い髪を揺らす
笑顔を向けて、かわいさを纏い現れる


[ねぇ、一緒に遊ぼうよ!]

      ナカレ 
その子の名は[勿ナナ]

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