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絵を描く上で必要だと思う事&不要だと思う事
本気で勉強して描き始めて大体1年半になりますが、その中で要らないと思う事。
あくまで趣味としての話です。

・自分の絵柄に疑念を抱く
まずこれはとっても不要。
まだ描き始めて数日くらいなら憧れの方の絵柄を参考にするのはとても良いことだと思いますが、ある程度自分の絵柄が出来始めた頃に、やっぱりこう言う絵柄が良い!と変更するのは返って上達の阻害になると思います。
「自分の絵柄でこう言うのを表現するにはどうすればいいんだろう」等、あくまで自分の絵柄を前提にした方が上達できるはず。
個性の世界ですから、自分の世界や絵柄は常に大事に。

・反転恐怖症
不要。所謂「正面顔を描くのが怖い」アレです。
普通に正面を描いて裏側から見ると高確率で歪んでます。それが怖いと描けなくなる方は反転恐怖症です。
ですが、プロの方でも正面は歪んでます。それでいいんです。
余程ケチをつけたい人じゃない限りわざわざ反転してみる人なんていませんし。
正面がシンメトリーだと音割れポッターのようになって逆に変です。歪みは魅力です。
勿論程度はありますが。

・デッサンについて
絵を描く上で長年議論されてる「デッサンは必要か不要か」です。
僕は必要だと思います。どんな絵でも。
と、言っても自分が描きたいものによってその差は大きく変わるかと。
僕みたいなサブカルチャー的なものだと、一から百まで学ぶ必要はないと思います。
まずはデッサンより骨格が大事でその可動域なども勉強してます。
それを何となく理解した上でのデッサンです。
デッサンで学ぶのは絵の描き方でなく質感の捉え方だと思ってます。
ある程度骨格を学び、表面に現れる筋肉、その質感を理解すれば
それっぽいものは描けるようになります。
デッサンはそこそこ理解してきたら、したい時にするくらいでいいと思いますよ。

・完成させる
必要。当たり前のことですが。
絵は結果が全てです。どれだけ下描きが上手かろうが関係ないのです。
時間がかかっても、合間にラクガキしても大丈夫です。
質は問いません。絶対に完成させてください。

以上が僕が思う事です。
今思えば変に躓いて時間かけすぎちゃったな―と思ってます。
結局のところ「楽しんで描く」が最強なんですよね。
これだけで意欲も成長もぐんぐんですよ。
一時期自分のあまりの下手さ加減に絵を描くのがすごい嫌でした。
万人受けしない絵柄ですし、何度も絵柄の変更を試みましたが今はそれなりに自分の絵にも満足してます。
僕もまだまだ学ぶことがたくさんあるし、こんな偉そうにまとめちゃって生意気かもしれませんが同じ悩みを持ってる方がいれば参考になればいいなと思ってます。

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