ちょいとこーかい
（少し主の実体験を含みます！）





















水滴が滴る静かな暗闇の中で目が覚めた。
場所も方角も、何もかもわからない。
ぴしゃん、、、ぴしゃっーーーーーー。
「あなたならどうする？」
「ーーーえ？」
声が詰まった。無表情の彼女は物を見るかのような目でこちらを見つめてくる。
私なら、何をどうするのか。ここから出たい。抜け出したい。
私なら逃げるかもしれない。
だって現実そうじゃないか。止むことのない誹謗中傷。
友達に避けられて、はぶられて。
挙句の果てに友達がうそのデマ情報を流して私がアンチをくらう。
「私だったら逃げます。」
迷わず宣言した。心臓が破裂しそうなくらいにドッドッと脈が上がり呼吸が上がる。
「だよねぇ〜〜？？だって君は私だからねぇ。」
ーーー私は君のとこはなんでも知ってるよーーーーーーーー
耳元で囁かれ恐怖でへたり込んでしまった。
彼女は消えていた。ボロボロの靴を残して。。。