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関西社寺巡礼(特);5 大覚寺
関西社寺巡礼(特);5 大覚寺
https://blogs.yahoo.co.jp/t_finepc/71202173.html



嵯峨天皇の離宮が発祥で、後、承和の変で失脚した恒貞親王(恒寂法親王)を開基とする寺院となりました。
離宮的な雰囲気が強い、とのことですが、確かに、
本堂(五大堂)、門跡なので宸殿がありますが、この他に、
空海の勧めで嵯峨天皇が宸筆した般若心経を納めた心経殿と、その前に立つ御影(みえ)殿(大正天皇即位の際に建てられた饗宴殿の下賜)、さらに、両統迭立に際し、後宇多法皇が院政の際に執務室として利用した正寝殿、斎藤実首相/朝鮮総督が東京に建立し戦後東京を追われ境内に移築となった霊明殿、旧東宮御所→後に秩父宮家から下賜された秩父宮家御殿などかなりいろいろな建造物があり、これらを村雨の廊下(直角の曲がり角を稲妻に喩え)が結び、またその間にいろいろ植えていますので離宮っぽくなっています。
…ってこう適当に書いただけで時代バラバラですね。
こういうのがあるからこれ以上皇室関連施設を作るくらいなら仮御所を復活すればと(

なお拝観は嵯峨祇王寺との共通もありました。

祇王寺は大原の寂光院と同じく平家絡みです。

鴨長明の下鴨神社といい、恒貞親王の大覚寺といい、失脚絡みが多いですね。

人は機械でないので栄枯盛衰はなかなかいろいろあるでしょうが、昨今は機械イメージが強く、また使い捨てイメージも強いですので今後これらの社寺の沿革がどういう扱いにされるかが不安なところでもあります。

こちらは4枚だけとします。

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