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【修正報告】『レスの方針17.09.18版 長文版』
【修正報告】
『レス方 (レスの方針) 17.09.18版 長文版』
https://medibang.com/book/891711270342128760000025178

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はじめに七:失われた思想の二〇年、日本版文化大革命期 を追加しました。




 立派な行為をしている人が、実は、憤慨が正当な酷いことをしているということもあります。ですが、それは同時に、あんな穢れた人が、実はかつて、自分の支えになることを伝えていた人だった、ということでもあります。
 穢れでも、未必の故意は、やむを得ないときもあります。なるべくの時間をかけて、なるべくの人を集めて、なるべくみんなの意見の良い部分を寄せ合ったものの、これ以上は詰められない、というのであれば、確かにテヘペロでは済まされない懺悔は要りますが、
悪影響を受ける側も、こちらもこれ以上良い意見が見当たらなかったし仕方ない、と思ってもらえることもあります。
 故意は悪意です。ですが、自分の悪意を正面から認める人は稀です。「子どものくせに」など、善悪を強弱に置き換えて自分のメンタルを支えようとします。 
 とはいえ、これへの憤慨、懺悔の要求は正当です。つまり、私たちは大幅に、様々に間違えています。「千年レベルでの思想の失われた二〇年」、あるいは、「日本版文化大革命期」と言ったところでしょうか。 

一、 懺悔なんてしなくていい、「自己PR」をしろ、というのは、『自力作善』です。
二、これが「社会人」だ、という開き直りは『本願誇り』です。
三、「コミュニケーション障害」は、障害ではなく、『悪人正機の懺悔』のできる普通の人です。但し、場所によってはそれは地下組織になるかもしれませんが。
四、そして、懺悔を口実に、「人生終わり」などというのは過剰補償要求に相当し、今度はそちらが穢れてしまいます。

 こういった思考の元、当方はレスの方針を、ナンバリングしたうえでまとめました。
 実は順番通りには書いていません。とくに、はじめにの一~六は、昨年二〇一七年九月の書き始めより、適宜の加筆修正をしています。
 私にも憤慨の感情があります。ドラマなどで、喧嘩をするように抜刀したり、罵倒を使ったりはしないものの、臣下が王様などに向けるように、声が大きくなったりはします。
 あらためて読み返してみると、その時の感情がわかります。とはいえこれは、韓国の北朝鮮に対する太陽政策の逆の、北風文章のようでもあります。個別にみると、削除したい箇所がすぐに目に入ります。ところが、量も多いため、今更そのようなことをしてもきりがなさそうです。これは小随筆集にも言えることですが。
 どうやら、この、後から見れば、削除したい箇所の山については、当方の恥の部分として、晒し続けるしかないようです。「ああ、自分は、憤慨すると文章もこうなるのか」と。実は蓮如の御文もわりと異論への憤慨だらけであったりしますが、この性格は、若干自覚したため減るかもしれませんが、元々蓄積されたうえでできているので、失くせるとも思えません。ですが、今後の当方の執筆予定は、当面、小説と、社寺の随筆程度です。そこにおいては確かにメッセージを込めることは重要です。とはいえ、こちらも過去にはかなり飛ばしているものが多数あり削除できないほどの量になっていますが、それが徐々に、よりソフトに、かつ的確に相手に伝わるように心がけていきたいと考えています。

 さて、その上で、レスの方針には前文を設置しているものが二か所あります。一つは二一一〇&二一二〇番台の厚生労働、もう一つは三一〇〇番台の高速鉄道の大幅修正です。これらは前に挙げた四つの、思想の荒廃ぶりを見て、それでも「仕方がない」と言っている人たちに特に提言したい箇所でもあります。
 比較的根元から経済構造を見直していることで、特に、少子化の未改善に焦点を当て、少しでもこれらを希望に繋げていただければ幸いです。
 勿論、権力という名の強制力がないと、誰も責任を取りたくないので、誰もしない、ということもあるかもしれませんし、また、かなりの長い時間を要する案件であると言えるかもしれません。
 とはいえ出生率1.3という数値は詰んでいます。これがもたらす結果も見えています。そしてその波は私たちの後ろから迫ってきています。さすがにあれからは逃げ切らないと危ういです。仮に「勝ち組負け組状態」を認め続けるのであれば、勝ち組側が本当に満足を得たいのであれば、子どもを2人ではなく、4人設けないといけません。もちろんそれは困難です。
 具体的に述べます。二一一〇&二一二〇では、特に、
 二一一一―一&四において、消費労働循環社会型統制経済、定期昇給禁止/性差許容を挙げています。元は「コンビニ半減、待ち時間倍増、賃金倍増」でした。このフレーズからもわかる通り、消費に集中しすぎたため、駅前のデパートや商店街がなくなり、生協の需要が減り、代わりに各地に、より徒歩時間の短いコンビニができました。しかし、その店員の背後には、かつてとは異なり、世帯が見えません。
 また、男女共同参画を、寿退社と組み合わせたことにより、不自然な社会構造ができています。
 共産党などは最低賃金一五〇〇円などを提唱していますが、あれは大雑把と感じています。当方はもう少し細かく分けています。外食産業など、必ずしも不可欠でないものは現状賃金でもいいでしょう(第一種)。しかし食料品、日用品などの地域頒布に携わる職種は現状の倍額、一八〇〇円程度は必要です(第二種)。代わりに店舗数及び待ち時間、徒歩時間、生協利用などは、コンビニのなかった時代に戻さないといけません。そのため、スーパーからの一定範囲のコンビニはすでにあるものも含めての規制が必要ではと述べています。また生保高めの職種(第三種)はさらにその25%程度は増した方がいいのではとも述べています。
 労基法も時代に合わせた大幅改正を主張しています。継続休憩一日8h、職業ごとの休日格差を無くすため法定休日を「4週4休」から「4週8休プラス年間20日」に増加、年次有給休暇を拡大。0.5年10日の次は1.0年目から20日、『法定休日割増』:35%→50%+『静養有給休暇』、『休日変更割増』、『緊急呼出割増』、『時差ボケ割増』、一三歳未満扶養世帯に対し『団欒時間困難割増』及びその比率設定、一八歳未満扶養世帯に対し『長距離異動割増』、また深夜割増の廃止、上記割増発生時の一部に『静養有給休暇』の発生など。また、職種別に、上限労働時間について、第二種の実作業時立席主体(第二種B。最低賃金二〇二五円程度)、第三種には週限度40hからさらに削減すべきとも述べています。また、時間外割増を特別条項無関係でも二段階としているほか、第二種B及び第三種はその発生時間も早めとしています。また、週限度減少に伴い、『月額最低賃金』の設定も述べています。
 なおこれらは、物価転嫁がなされないことを前提としており、懸念もそこにあります。とはいえ一定の物価転嫁が発生しそうなものは『団欒時間困難割増』で、それもさほど大きくないのではと考えています。
 また労働環境の性悪説化も重要です。男女共同参画の戦略的後退、変わって寿退社についての削減目標設定、いじめなどのマイナス要因しか生まない定期昇給制度の禁止(現行高齢労働世帯の余剰賃金は若年労働世帯の養育費に回します)などです。
 いじめは被害者はもちろん、傍観者、さらには複数からなる加害者の全員を被害者にさせます。もちろん、全ての人と分かり合おうとは言いません。とはいえその勢力がのさばっていてはフロンティア状態です。精神衛生上好ましくなく、そのような環境では人はゾンビでしかありません。彼らは、校則や法律などの強制力によって縛られていないといけません。従って、せいぜい陰口をたたく程度にしていただかないといけません。
 また二一一二において監督署権限の児相なみの強化を述べています。
 二一一三では、そもそも自然科学的に発生する無認識過失について、とりわけ、免許の有無で世帯が危うくなる職種を中心に、刑罰、行政処分とも緩和し、逆に故意については、事故などに至らなくとも厳罰化を述べています。
 二一一五では、中小企業同士の泥仕合を想定し、経営難を事由とする吸収合併(グループ会社編入化を含む)の、条件を満たした場合の一部強制を述べています。
 厚生の二一二一では、生活保護の弱点である最低居住基準の緊急整備を、二一二二では、集団就職時代でもないのに発生している核家族化により、高齢世帯の独居が高齢者の精神衛生に被害が大きいことから、複世帯への控除を述べています。

 三一〇〇はとくにリニアを中心とした高速鉄道網の緊急見直しです。そもそも当方の憤りもここから始まったようなものです。
 当方は「リニアを京都へ」とは言っていません。「京都「駅」へ」であり、あの駅が他県にあればそれでもよかったです。
 しかもその理由が京都とは殆ど関係ありません。
 今後西日本各地にミニ新幹線が必要と主張します。但し作り方は、岡山や小倉などから一定距離はフル規格の上でです。その数は、全フルと想定される長崎の他、大分、高知、松山、高松、出雲市と多岐に渡ります。
 過去の寝台特急列車の始発駅の大半は京都駅でした。関西から西日本に列車を引く場合新大阪ではなく京都となります。N700系ができ寝台特急がなくなった今も、関空、鳥取、クルーズトレイン瑞風などはことごとく京都始発です。
 新大阪で乗り換えられるからと、これらの始発である京都をリニアから外してしまうと、現在ですら年間数百億、それは数年で数千億を超過する逸失が予想されているのに、どれだけの逸失が出るのかわからない、といった次第です。これはちょうど、阪急が、梅田で乗り換えられるからと、十三を通過するようなことになります。十三~梅田間は線路過剰かもしれませんが、その重複をもって初めて阪急全線が成り立っているはずです。
 結局京都~新大阪経由が必要となってしまい、しかも奈良の駅の場所の不便さから、奈良県内ですら京都駅に出た方が早くなる地域が圧倒的多数であり、三重~奈良~新大阪は、山口県の山陽本線の短絡路線である岩徳線のようなローカルピストン運行程度しか見込めません。
 一方、既に東日本各地への新幹線網の始発駅として整備されている東京駅まで向かっていないのも逸失です。この延伸が要る以上、品川は一から作り直さないといけない水準です。
 今から振り返ると当方は相当の憤りを持って前文を執筆しています。こういったとんでもない事態が発生するからというのもありますが、インフラなど、本来、経営が芳しくなくともサービスの継続が重要との事由から公営的性格が強い法人があります。これらについて、再度公社等に戻すようにとまでは主張しません。ですが言わば安定的な国財と化している法人については、無意味な水準に達した「特定財源」化しているものも多くあります。二一一一ー二において法人税累進化を述べていますが、二一一一ー五において、企業の性質により、当方は内部留保を必ずしも批判するわけではありませんが、内部留保が大きすぎる旧公社はさらなる累進強化を述べています。

 今から振り返ると、憤慨が大きく削除したくなる箇所も多く、またそれは減らしてはいきたいものの、今後もあり得ます。とはいえ、当方が、最初に述べたように、思想が大幅に後退していることを指摘し、こういったことをもって、各々がこれらをさらに改良し、それを各々の希望としていただければ幸いです。

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