いかないで曲パロ side:まく
まく「ん〜〜」
目が覚めると真っ白な空間にいて。なんでここにいるんだろう?と考えてみてもさっき買い物に行ったきり記憶がない。あたりを見渡してみると、人影が見えたから訪ねてみることにした。
まく「あの〜、、、?」
まく「気づいたらこんなところにいて、、、此処ってどこかわかりますか?」
そこにはきれいなお姉さん?が立っていた。
?「あら、起きたのね」
?「なんでここにいるか?でしたっけ?それはね、、、、、、」
その人の話によると此処は天国のちょっと前の場所で、現世に対する未練が強すぎる人が辿り着くらしい。あと私は1週間前に交通事故で死んだそうだ。それにしてもとんでもない事実をさらっと言われた。、、、、ん?1週間前?ってことは、、、
?「思い当たる事はあるかしら?此処でなら1回だけ現世に戻ってその未練を果たせるかもしれないわよ」
?「まぁあなたが1個未練果たしたら消えちゃうけど」
まく「、、あのっ!」
まく「今日って何日ですか?」
死んだ日の1週間後。ということは
?「今日は、、8月27日ね」
やっぱり。冬亜と約束してた夏祭りの日だった。忙しくてなかなか行けなくて、今年やっと都合がついて、絶対に行こうねって約束してた日。
まく「、、、私、未練ありました」
?「、、?何かしら?」
まく「私、夏祭りに行きたいです」
?「分かったわ。、、、じゃあ浴衣着せてあげるわね。あなたの部屋にかけてあったやつでいいかしら?」
まく「えっ!?なんで知ってるんですか!?」
?「ふふっ、あなただいぶ楽しみにしてたのね。1式揃ってる。髪型も雑誌に印なんかつけちゃって。これでいい?」
まく「ちょっと〜!?人の話聞いてます!?」
〜色々終わって〜
?「はい。できたわよ」
まく「わぁ、、✨」
何回も妄想した自分の姿が目の前の鏡に写っていた。
?「あそこの扉を通ったら現世に行けるわ」
まく「ありがと!!!行ってくるね!!!!」
?「ふふっ、、楽しんでいらっしゃい」
扉を開けると、冬亜と待ち合わせしてた近くに出た。
まく(えっとー、待ち合わせしてた場所にいるかな、、、?まぁいなかったら冬あの家行こっと)
待ち合わせ場所につくと、冬亜が座っていた。どう話しかけるか迷ったが、ここは何もなかったようにしよう、と思った。
まく(あ〜〜緊張するな〜〜〜)
タッタッタッ
まく「おまたせー!!待った?」
まく「浴衣可愛いー!!似合ってるね!!!」
そう話かけても冬亜からの反応はなかった。自分の声が聞こえて、見えてるのか心配になるぐらい。でもこっち見て固まってるから見えてるし聞こえて入るんだろうけど
まく「、、お〜い、聞いてる〜?冬亜?」
冬亜「、、、、まく?」
いつも何しても泣かない冬亜がぽろぽろと涙を流していた。
まく「も〜、なんで泣いてんの?」
まぁ私のせいだから私が言えるご身分でもないけど
まく「早くお祭り行こ!!楽しみにしてたんだからね!!!!」
まく「今日ほんとにどうしたの?大丈夫?」
我ながらよくこんなこと言えてるな〜とは思う。
冬亜「ううん、なんでもない」
そう言う親友を見て、今日は楽しまなきゃ損だよね〜と思って気持ちを切り替えることにした。もう現世に未練が残らないように
〜2時間後〜
まく「お祭り楽しかったね!!!ちょっと食べすぎたかも、、、?」
冬亜「だから買い過ぎじゃない?っていったじゃん。、、、、まあ楽しかったけど」
まく「でしょー!?良かったね、やっと一緒に来れて」
冬亜「お互い何かといそがしかったもんね」
ふと空を見るともうだいぶ暗くなっていた。
冬亜「もう静かで暗いね、祭りの明るさとかうるささが嘘だったみたい」
まく「確かに!!私今日お祭り来れて良かったー!!」
自分の手が少し薄くなってることに気づいた。もうすぐタイムリミットらしい。このまま普通にばいばいしてもいいんだけど、、、、
まく「、、、、私ね、冬亜に出会えて、仲良くなれて本当に良かったと思ってる」
ちゃんとお別れもしたかった。ちゃんと今までありがとう。って伝えたい
冬亜「、、どうしたの?急に」
冬亜のきれいな目が見開かれる。もうすでにちょっと潤んでるけど。この目に今から事実を突きつけるとなるとちょっと気が重いけど。それでも、
まく「だから私は後悔なんてないし。まあ死にたくはなかったけど?」
冬亜「っ、、、!?まく、、、?」
まく「だからさ、もうそんなに悲しそうな顔しないで?」
本当にそうだ、これだと私がもたないかもしれない。泣きたくはないから。
まく「まあ私の未練は叶ったと言ったら嘘になるけどさーー」
少し言うのは気恥ずかしいけど。でも今伝えとかないともう伝えられない。
まく「大好きだよ。ずっと」
まく「冬亜は?」
最後に冬亜からも大好きって聞きたい
冬亜「、、、やだ、もういなくなるみたいじゃん。
お願いだから言ってほしい。もう残り時間が少ないから。
まく「おねがい。言って?」
冬亜「、、、、、、大好きに決まってんじゃん。」
冬亜「たった1人の親友なんだから」
まく「、、、!」
良かった、めったに「大好き」とか「親友」とか口に出さない冬亜からその言葉が聞けて
まく「ありがと!!!じゃ、ばいばい。」
冬亜「、、、またね」
まく(あーあ)
自分からばいばい。って言ったはいいものの泣いてるけど必死に抑えてる親友を見て欲が出てしまった。もっと、もうちょっとでいいから。この親友も近くで見守って支えたいって思ってしまった。あぁーあ。本当に、、、、
「行きたくないなぁ、、、、、ッ」
目が覚めると真っ白な空間にいて。なんでここにいるんだろう?と考えてみてもさっき買い物に行ったきり記憶がない。あたりを見渡してみると、人影が見えたから訪ねてみることにした。
まく「あの〜、、、?」
まく「気づいたらこんなところにいて、、、此処ってどこかわかりますか?」
そこにはきれいなお姉さん?が立っていた。
?「あら、起きたのね」
?「なんでここにいるか?でしたっけ?それはね、、、、、、」
その人の話によると此処は天国のちょっと前の場所で、現世に対する未練が強すぎる人が辿り着くらしい。あと私は1週間前に交通事故で死んだそうだ。それにしてもとんでもない事実をさらっと言われた。、、、、ん?1週間前?ってことは、、、
?「思い当たる事はあるかしら?此処でなら1回だけ現世に戻ってその未練を果たせるかもしれないわよ」
?「まぁあなたが1個未練果たしたら消えちゃうけど」
まく「、、あのっ!」
まく「今日って何日ですか?」
死んだ日の1週間後。ということは
?「今日は、、8月27日ね」
やっぱり。冬亜と約束してた夏祭りの日だった。忙しくてなかなか行けなくて、今年やっと都合がついて、絶対に行こうねって約束してた日。
まく「、、、私、未練ありました」
?「、、?何かしら?」
まく「私、夏祭りに行きたいです」
?「分かったわ。、、、じゃあ浴衣着せてあげるわね。あなたの部屋にかけてあったやつでいいかしら?」
まく「えっ!?なんで知ってるんですか!?」
?「ふふっ、あなただいぶ楽しみにしてたのね。1式揃ってる。髪型も雑誌に印なんかつけちゃって。これでいい?」
まく「ちょっと〜!?人の話聞いてます!?」
〜色々終わって〜
?「はい。できたわよ」
まく「わぁ、、✨」
何回も妄想した自分の姿が目の前の鏡に写っていた。
?「あそこの扉を通ったら現世に行けるわ」
まく「ありがと!!!行ってくるね!!!!」
?「ふふっ、、楽しんでいらっしゃい」
扉を開けると、冬亜と待ち合わせしてた近くに出た。
まく(えっとー、待ち合わせしてた場所にいるかな、、、?まぁいなかったら冬あの家行こっと)
待ち合わせ場所につくと、冬亜が座っていた。どう話しかけるか迷ったが、ここは何もなかったようにしよう、と思った。
まく(あ〜〜緊張するな〜〜〜)
タッタッタッ
まく「おまたせー!!待った?」
まく「浴衣可愛いー!!似合ってるね!!!」
そう話かけても冬亜からの反応はなかった。自分の声が聞こえて、見えてるのか心配になるぐらい。でもこっち見て固まってるから見えてるし聞こえて入るんだろうけど
まく「、、お〜い、聞いてる〜?冬亜?」
冬亜「、、、、まく?」
いつも何しても泣かない冬亜がぽろぽろと涙を流していた。
まく「も〜、なんで泣いてんの?」
まぁ私のせいだから私が言えるご身分でもないけど
まく「早くお祭り行こ!!楽しみにしてたんだからね!!!!」
まく「今日ほんとにどうしたの?大丈夫?」
我ながらよくこんなこと言えてるな〜とは思う。
冬亜「ううん、なんでもない」
そう言う親友を見て、今日は楽しまなきゃ損だよね〜と思って気持ちを切り替えることにした。もう現世に未練が残らないように
〜2時間後〜
まく「お祭り楽しかったね!!!ちょっと食べすぎたかも、、、?」
冬亜「だから買い過ぎじゃない?っていったじゃん。、、、、まあ楽しかったけど」
まく「でしょー!?良かったね、やっと一緒に来れて」
冬亜「お互い何かといそがしかったもんね」
ふと空を見るともうだいぶ暗くなっていた。
冬亜「もう静かで暗いね、祭りの明るさとかうるささが嘘だったみたい」
まく「確かに!!私今日お祭り来れて良かったー!!」
自分の手が少し薄くなってることに気づいた。もうすぐタイムリミットらしい。このまま普通にばいばいしてもいいんだけど、、、、
まく「、、、、私ね、冬亜に出会えて、仲良くなれて本当に良かったと思ってる」
ちゃんとお別れもしたかった。ちゃんと今までありがとう。って伝えたい
冬亜「、、どうしたの?急に」
冬亜のきれいな目が見開かれる。もうすでにちょっと潤んでるけど。この目に今から事実を突きつけるとなるとちょっと気が重いけど。それでも、
まく「だから私は後悔なんてないし。まあ死にたくはなかったけど?」
冬亜「っ、、、!?まく、、、?」
まく「だからさ、もうそんなに悲しそうな顔しないで?」
本当にそうだ、これだと私がもたないかもしれない。泣きたくはないから。
まく「まあ私の未練は叶ったと言ったら嘘になるけどさーー」
少し言うのは気恥ずかしいけど。でも今伝えとかないともう伝えられない。
まく「大好きだよ。ずっと」
まく「冬亜は?」
最後に冬亜からも大好きって聞きたい
冬亜「、、、やだ、もういなくなるみたいじゃん。
お願いだから言ってほしい。もう残り時間が少ないから。
まく「おねがい。言って?」
冬亜「、、、、、、大好きに決まってんじゃん。」
冬亜「たった1人の親友なんだから」
まく「、、、!」
良かった、めったに「大好き」とか「親友」とか口に出さない冬亜からその言葉が聞けて
まく「ありがと!!!じゃ、ばいばい。」
冬亜「、、、またね」
まく(あーあ)
自分からばいばい。って言ったはいいものの泣いてるけど必死に抑えてる親友を見て欲が出てしまった。もっと、もうちょっとでいいから。この親友も近くで見守って支えたいって思ってしまった。あぁーあ。本当に、、、、
「行きたくないなぁ、、、、、ッ」