Word
ひねくれ者
僕は、先週学校を休んだ。久し振りに学校に行ってみると、委員会が変わっていた。どうやら僕が休んだ日に委員会を変えたらしい。しかし、僕が休んだ日からかなり時間が空いていたのに、委員会活動を始める直前に変更内容を言われたので「もっと前に言ってくれても良かったじゃないか」と少し悪態をつくと、一言簡素な謝罪が返ってきたので、ひどく惨めな気持ちになった。あぁ、言わなきゃよかった。
委員会の事もそうだが、最近は学校が僕の存在を忘れているような気がしている。面倒臭い性格なのは重々理解している積もりだが、もう少し僕を認めてくれたっていいじゃないか。少しの期間休んだだけで、学校の雰囲気はがらりと変わった。皆、「忙しいから君なんかあいてにしてられないよ」とでも言うかのような無機質な空気感に、僕は堪えられなかった。
あぁ、そうだね。さぞかし高尚な悩みを抱えて生きてるんだろうね。僕の歪んだ承認欲求もどきなんかじゃなく、もっと、素晴らしい悩みなんだろうな。お行儀良く学校に毎日通って、御立派だこと。僕は唯のあぶれ者なので。世間の濁りかすですよ。僕は。
そう唾を吐き、学校を早退した。教室に入ったときに目にした、僕の机を当たり前無断で使われていた光景は死ぬまで忘れません。ひねくれ者だって分かっています。天邪鬼だって分かっています。僕は嫌な奴だ。はい、認めます。でもこれだけは言わせてほしい。全員くたばれ。
委員会の事もそうだが、最近は学校が僕の存在を忘れているような気がしている。面倒臭い性格なのは重々理解している積もりだが、もう少し僕を認めてくれたっていいじゃないか。少しの期間休んだだけで、学校の雰囲気はがらりと変わった。皆、「忙しいから君なんかあいてにしてられないよ」とでも言うかのような無機質な空気感に、僕は堪えられなかった。
あぁ、そうだね。さぞかし高尚な悩みを抱えて生きてるんだろうね。僕の歪んだ承認欲求もどきなんかじゃなく、もっと、素晴らしい悩みなんだろうな。お行儀良く学校に毎日通って、御立派だこと。僕は唯のあぶれ者なので。世間の濁りかすですよ。僕は。
そう唾を吐き、学校を早退した。教室に入ったときに目にした、僕の机を当たり前無断で使われていた光景は死ぬまで忘れません。ひねくれ者だって分かっています。天邪鬼だって分かっています。僕は嫌な奴だ。はい、認めます。でもこれだけは言わせてほしい。全員くたばれ。
僕はこういう奴です。もう期待しないでください。僕は社会に出ても手を変え品を変え、他責思考を続けます。学生時代では学校の所為。働いたら会社の所為。結婚したら結婚相手の所為にするかも知れない。嘲笑って欲しいんです。文士にかぶれて教室の隅で小説を書いている僕を。自身の殻に閉じこもる癖に他人を求める僕を。嘲笑って、嘲笑って、見世物としての価値すらなくなったら、どこかで勝手に死にます。
本当に恥の多い生涯だ。どこの記憶の頁を開いてみても恥と題名が付いているからどうしようもない。きっと正常な大人になったらこの文章も恥として脳の片隅に収納されるんだ。永遠に僕を僕が否定して、の鼬ごっこなんだ。世間に謝りたい気持ちでいっぱいです。
生まれてきて、すみません。