坪内琢正 left a comment!
【リニューアル発表報告】
『明日への扉―小学四年生の脱北―』をリニューアルしました。
よろしくお願い申し上げます。
・ 【小説】『明日への扉――小学四年生の脱北 上巻』
メディバン;https://medibang.com/book/pl1608012216327960000025178
なろう(試読版);http://ncode.syosetu.com/n8050bg/
あらすじ;珠洲と美濃は下京区の幼馴染の小学四年生の女子と男子。図書館に行って読書をするのが好きなおかげで、二人とも、交通事故現場で心肺蘇生ができたりといろいろなことを知っている。初夏のある日、友人たちと新京極に行ったとき、二人は蛸薬師に世界の平和を祈るためにお参りをして目を閉じる。するといつの間にか二人は山の中にいた。奇妙に思いながらも山を降りる途中で二人は倒れるが、スミンと名乗る少年とその兄弟たちに助けられる。ところが、出された食事はトウモロコシの粉、自分たちの両親は乾電池を売りに行っている、と奇妙なことを言われ、ここは京都じゃない、と二人は確信する。さらに翌日、スミンの山菜採りを手伝っている最中に、いつの間にか熊を撃退していたことで、二人は不思議な力を手にしていることにも気づく。山菜採りから帰ったとき、両親が死亡したと知らされ、彼の兄弟たちは、物乞いをするくらいしか、と重い空気に包まれていた…。
・ 【小説】『明日への扉―小学四年生の脱北― 下巻』
メディバン;https://medibang.com/book/pw1608012248533090000025178
なろう(試読版); http://ncode.syosetu.com/n3299dl/
【上巻からのネタバレ注意】あらすじ;光姫が人身売買された。珠洲は霊力のペンの力を使い、吉林省から山東省まで移動、「村の共有財産」と化していた彼女の救出に成功する。一方、公安に不法入国が発覚する可能性が大きくなった秀民たちは美濃とモンゴル経由で韓国への亡命を企図するも国境防衛隊に拘束され失敗、北朝鮮に護送され、あげく彼らはバラバラに保衛部行きのトラックに乗せられる。それを知った珠洲は慌てて彼らを助けようと北朝鮮に侵入するが、彼女も野盗と化した人民軍兵士に急襲され、日本の小銭や病院の診察券などを所持していることが発覚。次に気がついたとき、彼女は美濃とともに独房の椅子に縛られ、ペンも使えない状態になっていた。やがてその独房から二つの悲鳴が聞こえた…。