イラスト・マンガの投稿&SNSサイト - アートストリート(ART street) by MediBang

ART streetイラスト講座-第23弾-

2020-09-11

完成絵を見たらデッサンがなんかおかしい…線画を描くのがとにかく苦手、描いている内にどんどん完成イメージからズレていく…そんな経験ありませんか?その様な悩みはラフの描き方を少し工夫するだけで一気に解決できます!今回は効率的なラフの描き方を紹介します!

効率的なラフの描き方

人物のシルエットを作る

まずは人物を描くための大まかなシルエットだけをとります。
この段階ではまだ人体などの難しいことは考えず感覚と勢いで作成します。
人物の大体のポーズと同時に、画面全体のバランスも確認することもできます。

体のアタリを描いていく

先ほど描いたシルエットをもとに、形を調整しながら人物のアタリを作っていきます。
ここで体や顔の向きなどある程度の体を描き下ろします。

更にブラッシュアップしたものになります。
こちらで体は大体完成です。

服や髪の毛などのパーツを足していく

先ほど描いた裸体の状態のアタリに、更に服や髪の毛などを足していきます。
体の上から服を着せると、服を着た際のデッサン崩れや違和感を防ぐことができます。
また髪の毛の流れも頭の形をみながら描けるので自然に表現しやすいです。

パーツごとで色やレイヤーを分けていると区別が付きやすくて便利です。

またパーツごとに下塗りすると、イラスト全体のイメージがつきやすくなります。

こちらでラフの完成です!

さらに影を乗せれば、より完成した時の絵を想定しながら進めることができます。
少し面倒ですが、ラフを丁寧に作成するほどこの後の線画や色塗りの作業をスムーズに行うことができます。
自分にあったラフの描き方を模索してみましょう!

この特集をシェアする