海軍カルタ その二十六 測量艦「徹柳(黒柳徹男)」 LEVEL 3
1 month ago
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カルタの26人目のお方は、てっちゃんこと黒柳徹男さんです!
パズルのような緻密な造形描写がお得意なてっちゃん。
最初はあの華やかな描写を模した軍服着せて、軍艦にしようか駆逐艦にしようかとも考えたのですが、とても真似できるものではございませんでした。
その内、(あの緻密なデザイン画はきっと頭の中に素敵な物差しがあるに違いない!)という着想がわいてきて、「測量艦」になってもらうことを思いつきました!
モデルは測量艦「筑紫」
帝国海軍時代の測量艦は現在のような広範に海底をとらえる技術がなく、単線照射するビーム法(シングルビーム法)しかありませんでした。(などという事を私も初めて知りました!)
そのような方法で捉えた海底や海溝を手書きで海図に起こすという非常に地道な作業ではありましたが、海軍がジャワ島やソロモン諸島などの南方航海に出た時には、この「筑紫」のデータが大変お役立ちになりました。
今まで行った事もなかった南方の島々で、海軍が迷わず航海出来たのは、測量艦による正確な海図のおかげだったのです!
ちなみにシングルビーム法の詳しい図解資料が見つからず、てっちゃんには現在使われているマルチビーム法の図を背負ってもらいました。
この測量艦てっちゃんは測る事が大好きなので、海底以外にもそこらじゅうを測りだすというキャラクター設定にしています。
てっちゃん!
これからもその頭の物差しで素敵なアートを見せてくださいね!
今回はカルタに参加してくれてありがとう!
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「百回聞いたことよりも、実際に一回見た事の方が意義がある。
だからとりあえず海底や海溝を測って測りまくるよ!」