Social Networking Site for Posting Illustrations and Manga - ART street by MediBang

さとさんが息子さんに教えた”あたり”のとり方で描いてみた。
先日のさとさんの”あたり”についてのトピックに関連したトピックです。
(1枚目:あたり)
 そういえばイラスト描き始めたばかりのとき、棒人間で描いたことあったなぁ。でも遠近感がつかみにくくて腕、足も円柱の立体人間にすぐに変更したっけね・・・
 あたりのとり方云々より、ポージングとアングルがなかなか思いつかないのが問題なんですよね。
さとさんの「かわいくて」「迫力ある」構図は、むしろそっちの才能の賜物なんじゃないかと、身も蓋もないことを思う。
 思いつかないんで、とりあえず「内またで人差し指を立てる涼宮ハルヒもどきの気持ち悪いポーズ」に決定。
(2枚目:あたり2兼大ラフ)
 肉付け、裸体らしきものを描いていく。顔の向きを下向きに変更。ちなみに、右手の向きが違うことにこの時点で気づいてない((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
 普段ならこの辺のタイミングで、ボディちゃんを使って人体の見え方に不自然が無いかチェックするんですけど、今回は資料など一切見ないルールで行きたいと思います。
(3枚目:ラフ)
 顔のディテール、服と髪の毛、小物、などを描いていきます。
 この時点で、なんか、「”ほうき”に乗った魔法使い」に見えてきたので、設定を変更。
 そうすると、右手もハリポタ風の魔法使いが持ってる短い杖を持たせることにしました。(手が逆なことにやっと気づく( ゚Д゚))
 普段ならこの時点で、服の皺やなびき方など、なるべく近い写真やイラストを検索して、参考にしつつ修正するんですが、それも今回は省略です。「手」だけは自分の手をちらちら見ながら描きました。
(4枚目:完成)
 4枚しか張れないんで、一気に進みますが、ペン入れ、べた着彩、1影、2影、ハイライト、背景、エフェクト、ノイズを入れて完成です。
 ラフからの大きな変更として足の大きさをかなり大きくしました。
 あたりの時は、頭が一番手前の構図だったのが、描き進めるにつれ、足が一番手前の構図に変更になってたんですね。この時違和感を感じるかどうかはやっぱり経験が必要だと思います。

(総評)
 あたりのとり方は色々方法がありますが、特に初心者は「あたりを取ってから描き始める」というのが重要ではないかと思います。
 あたりを取らずに描き続けていても、なかなかバランスのとれたイラストは描けるようにはならないんじゃないかなぁ~と・・・
 特に等身、肩幅、首の太さ、腕、足の長さ、各関節間の長さ、等々・・・自分自身の戒めも込めて、いろいろ気づきをいただきました。さと師匠、今回もあざま~す。(*´ω`*)

Display translation

Pin