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みんなラフって何枚描いてる?
先日mimoliさんとラフを何枚描くかみたいな話してて、画力のあるベテランの人ほど枚数少なくて済むという結論に私的には達したんですが、みなさんはどうでしょう?
また、中にはラフを描かないルートで完成絵に達する人がいるみたいなんですけど、そんなこと可能なんでしょうかね?(;・∀・)
プロの方のメイキングとか、ワンドロの工程とか見てても、それがどんな描き方(ブラシ塗であれ厚塗りであれアニメ塗であれ)普通はラフ→下絵→ペン入れ(線画)→着彩の順番で例外は見たことないですが・・・。まぁ それはいいや・・・
経験がない人ほど、大ラフの迷い線が多く、ラフから完成絵に至るまでほぼ同じ輪郭なんてありえない。また、最初の大ラフは構想段階なので、その後シチュエーションが変わることも多々あります。背景の配置がそのままってのもあまりあり得ない。
画像は、先日の号泣する青春を例にした私の作画工程です。
1枚目・・・大ラフ、だいたいのイメージをとりあえず描いてみる。横顔がうまいと思う絵師さんのイラストや、いろんな感情表現の顔の作例が乗ってる書籍などを参考に描く。最初は背景に観覧車とフェンスをいれるつもりだった。
2枚目・・・ラフ、迷い線を減らす作業、自撮りや鏡でデッサンの狂いを解消。手は自撮り写真をトレースしたうえで女の子の手のようにディフォルメ、その他セーラー服の写真などを見つつディテールの精査
3枚目・・・下書き、線画の一歩手前。最後のペン入れでは、線の勢いが欲しいので、ここでは線が汚くてもいいけど輪郭はほぼ完成させる。服の皺なども含めディテールはすべてここで完成させる。
4枚目・・・線画&着彩、(本当はページ分けたかったけど4枚しか張れないので・・・)下書きにペン入れして線画を完成。ベース色をべた塗→乗算or差の絶対値で影つけ、2影まで入れる。影色を色調補正で整えるなど。

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