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モノトーンは怖くて楽しい
モノトーンはカラーという要素を取り除くことによって作品の意図をクリアに見せることができると共に
作品の問題点や方向性のばらつきなども発見しやすくなるので
自分の作品のスタイルに疑問を感じたり迷ったりした時によく描いていた。
デジタルに移行してからは技術に追いつくのに必死で取り組めていなかっけど
最近ようやく向き合う余裕も出てきて「描いてみたい!」という気持ちも強かったので描いてみて改めて思った。
モノトーンは怖い。
構図やコントラストの悪い点が目立つ!目立つ!
色を使わないって本当に怖い。
だけどスリリングで面白い。怖くて面白い!
絵の基本を身につけるために鉛筆デッサンと毎日向き合っていた頃を思い出した。
紙で擦れて爪が削れて傷だらけになっても腕の筋肉が腫れても楽しくてとまらなかった日々。
しかし今回デジタルで描くのなら…とちょっぴり欲を出した。
色が選べるのならちょっぴり色気を出してやろうと。
難しかった…
色相のジッターを動かさないように
明度だけ動かしていけばいけると思っていたんだけど
彩度もいじらないと色味が前面に出てきてしまう。
色を入れて「ワントーンに見せる」というのがデジタルだと難しいという発見があった。
自分の目も試されてる怖さで震える。
楽しい。
今回の絵は楽しくて楽しくてこの楽しさを語らずにいられなかったので
トピックに書いておくことに。

モノトーン怖くて楽しいわ〜。

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