暖かな光に彩られる、厚塗りで描かれた幻想的な世界!星灯れぬさんにインタビュー!
2021-03-05
優しくて暖かい、厚塗りで描かれた美しい世界観。包み込むような素敵な絵を描かれる、星灯れぬさんにインタビュー!難しそうに見える厚塗りの描き方、創作活動について、さらには「お仕事紹介」で作っていただいた講座記事のことまで!たくさんのお話を聞いてきました!
星灯れぬさんのルーツとは?
星灯れぬ: 絵自体は小さい頃から描いていました。絵の上手な兄に憧れて真似したのを覚えています。
デジタルに初めて触れたのは12歳くらいの時でしたが、高校くらいまではずっとコピックで絵を描いていました。
仕事にする為に本格的にイラストを描き始めたのはここ2~3年程です。
星灯れぬ:厚塗りもデジタルに触れたとほぼ同時に始めました。当時色んなVOCALOIDの手描きPVを見るのが大好きで、特に惹かれたのが厚塗り系の絵柄でした。
なので描きたいスタイルは割と定まっていたのですが、使っていた板タブの感覚に慣れるまでがすごく長くて、まともに厚塗りを練習し始めるようになったのは高校生あたりからです。
星灯れぬ:独学です。ほんの数ヶ月だけ美大に通っていましたが、環境や内容が肌に合わずすぐに辞めてしまいました。
星灯れぬ:お話を作ることでしょうか…!絵を描いていなくても暇さえあれば創作してしまいます。かじる程度ですが作曲も稀に。
最近はコロナの影響で気軽に出来なくなってしまいましたが、旅行に行くのも大好きです!
星灯れぬ:Macbook airとWacom cintiq pro、ごく稀にiPadです。
ソフトはCLIP STUDIOをメインに、たまにPhotoshopを使っています。それ以前はずっとFire Alpacaを愛用していました。
星灯れぬ:民族系やアンビエント、チルアウト系の音楽と水は常にお供にしています。
星灯れぬ:たくさんいます…!強いて挙げるなら、イラストレーターさんであれば悪ノ娘シリーズの壱加さん、零さん、awanqiさん。
漫画家さんであれば『テガミバチ』の浅田弘幸先生、『ソウルイーター』の大久保篤先生。
そしてロシア人の現代印象派画家のLeonid Afremovさんです。
特に色使いや世界観が独特で美しい方から影響を受ける事が多いです。
現代印象派画家…については私はあまり詳しくないのですが、そういった絵や作品には、いつ頃から触れてきたのでしょうか?
星灯れぬ:私も絵画系には疎いのですが、興味を持ち始めたのは高校や大学生あたりからだったと思います。
美術展やギャラリー、本やアート系のお店などで様々な作品を見るうちにいいなぁと思うようになりました。
印象派のような色や光の移り変わりを重視した絵が特に好きですが、ロココ美術のような優美な作品にも惹かれます。
星灯れぬ:先程挙げたように美術展やギャラリーが多いです。というのも高校生の頃から海外で暮らしているので、必然的に海外アーティストを知るきっかけは多かったと思います。
Leonid Afremov氏の作品に関してはとあるお店で飾られていたのを見たのがきっかけで、それが忘れられずネットで必死に調べファンになりました。